「J3RのブレーキOH」



J3Rのリヤ右側のホイールの内側に、なにやら怪しいものがたくさん付着していました。

ブレーキクリーナーで拭いてみてもなかなか落ちずに、部分的に塗装が侵されている・・・

間違いなくブレーキオイルが漏れている。これは大変だ!!早速ドラムカバーを外します。




ホイールシリンダからのわずかな漏れを発見!!CJ3B用のストックがあったので交換開始です。

リヤのホイールシリンダはCJ3Bと共通なので助かりました。フロントは互換性がありません。

ブレーキオイルはあらゆる塗装を侵してしまうので、床に作業用のベニヤ板を敷いて作業します。


パッドは上下がスプリングで引っ張られるようにして固定されており、上側にホイールシリンダが付いています。

クリップを外してパッドを手前に引き出すと、上下のスプリングが簡単に外れ、パッドが取り外せます。

ブレーキを踏むとホイールシリンダが油圧で押し出されてパッドが広がり、ドラムカバーの内側に当たってブレーキがかかります。


左側が古いホイールシリンダ、右側が新品です。古い方はかなりシリンダ部分が錆びていました。

ブレーキを踏むたびにペダルに波が伝わってきていました。案の定ドラムカバーが変形していました。

J3Rにはジープにある時期だけ使われていた「高級部品」、アルミのフィン付きドラムカバーです。

これも2個だけストックがあったので交換しました。車検で外すときにたたいて変形させてしまったようです。



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