「ボディ・エンジンの脱着、フレーム修正」
フレームの一部を修正するため大がかりな分解作業に!!
このシャーシはレストア時にJ4のボディを載せてみたら、フレームが曲がっていることがわかり、急遽修正をしていました。
今回ステアリングギヤボックスOHの際、取り付け部付近のフレーム上側が外側に開いているのが気になりました。
以前ボディを載せた際に、修正後もペダルの位置が会わず、ブレーキ、クラッチのアームを熱して曲げて合わせていました。
この部分を修正してもらうため、思い切って再びボディやエンジンを降ろし、シャーシだけにする作業を敢行しました。
ここで家を新築する際に埋め込んでもらっていたアンカーが役に立ち、自宅の1階でこんな作業ができました!!
あらかじめ移動ができるようにキャスターを付けた、ボディやエンジンを載せるための台を製作しておきます。
ハンドウインチやバンドを使って、ボディを持ち上げてシャーシを移動させ、ボディを台に降ろします。
この作業の間、ちょうどJ3RをエンジンOHのために預けており、車庫内になかったのがラッキーでした。
同じ要領でエンジンをつり上げて降ろします。このように脱着は意外と楽に作業できました。
事前にフェンダ、ボンネット、グリル等は外し、またクーラントやブレーキオイルも抜かなくてはなりません。
リーフやアクスル以外は全て取り外し、トウバーを取り付けてランクルで牽引して工場に運びました。
この状態でトウバーで牽引するのは、軽すぎて非常に不安定で危険であることがわかりました!!
フレームを測定してもらったところ、やはり修正不完全で、再修正でほぼ完全に曲がりが治りました。
今度は積載車を借りて運んできて組み付けです。順調に作業は進み、どんどん組み上がっていきました。
用意しておいたブレーキ、クラッチアームに交換し、合わせてみると見事に位置が合いました!!
これを機会にブレーキのリザーブタンクを新設し、息子に手伝ってもらいブレーキのエア抜きをして完成です!!