『愛車「ランクル60」の紹介』
《平成元年式ランドクルーザーHJ61V》
物々交換で入手することになったこのロクマル。ほんとにこんなことがあるのか?と思われるかもしれませんが実際にあったのです。少々長くなりますがそのいきさつを書かせていただきます。
平成23年8月6日、ついにその日がやってきました。以前から交流のあった東京の(仮に「ほにょ」さんとさせていただきます!)が所有していた最終型のHJ61Vは、去年実際に現車を見てあまりの程度の良さに驚かされていました。自分が所有していた丸目のHJ61Vも程度は十分よかったのですが、
さらにその上を行く細部までまさに新車に近いほどの程度でした。実はこの車、平成21年の春頃仙台の某ショップで売りに出されていました。当時写真や見積もりを送ってもらって真剣に検討しましたが、予算が合わず断念しました。
なんとその後、「ほにょ」さんがこの車を購入されたのです。自分はというとそれから1年近く後に縁あって丸目のロクマルを購入しました。
そして「ほにょ」さんは、なんと絶版となった純正のストライプを型から起こしてまで製作してもらってまで装着していました。程度の良さはもちろんですが、唯一ガンメタにしかない寒色系のストライプが入り、MTミッションのこのロクマルは自分にとってかなりストライクでした!
平成23年6月に10台ほどのロクマルが集まりました。その時に「ほにょ」さんは別に所有するMTに換装したFJ62Gに乗って北海道にやってきました。これもまた新車みたいに凄い車でしたが、夜の飲み会の時に「HJと交換する?」というような耳を疑うような言葉が「ほにょ」さんの口から飛びだしたのです!!
大切にしてきた愛車と突然別れるのも複雑でしたが、これも何かの縁とありがたく交換を決意し、本当に現実のものとなって自分のところにやってきました〜
左の写真が自宅前で交換式をやったときのものです。「麓丸」さんが手作りのキーを用意してくれました! 右の写真は「内装屋」さんが自前でデザインしてこの日のために用意してくれたTシャツ!
今回入手にあたり、ずっと自宅の裏に眠っていたホイール「マッドディッシュ」をレストアしてもらって装着しました。
リーフはZEALの4インチアップに交換。ランチョの調整式ショックやサクソンのマフラーは既に装着済みで、なんとプロペラシャフトは前後ともダブルカルダン!!
御自身もロクマルのオーナーである、山形の某モータースにて作業を行ってもらいました。完璧な防錆加工も含めてとても満足できる仕上がりとなりました。
フロントには電動ウインチ、リヤにはステンレスのピンドルフックが装着されています。
下まわりの様子です。ほんとまるで新車のようです。とにかく錆びさせたくないのでフェンダー内やリーフその他と場所にあわせて数種類の防錆塗料を使って仕上げてもらっています。
ホイールはマッドディッシュ8.5J−15 オフセット−34、タイヤはジオランダーのMTの33×12.5−15を装着。
タイヤが気持ちはみ出たため、9mmのフェンダーモールを装着。
ナルディーのウッドステアリング、地デジ対応最新式のナビゲーション(バックモニター付き!)、そしてETCもついた状態のまま譲り受けました。シフトノブのみ自分で装着。
《自作ウッドセンターコンソールリッド》
センターコンソールのリッドは、ずっと代々装着してきた自作パーツ。厚いセンの木材を使用し、
原寸あわせで、かんなとヤスリ、そしてのみと彫刻刀を使って手作業で形をつくり、着色塗装して仕上げました。
ランクル100系用のウッドセンターコンソールリッドはパーツとして出ていますが、60用なんかあるわけありません。
自分では、世界にひとつのパーツなのでとても気に入っています。