「ステアリングギヤボックスのOH」
ステアリングを切るたびにゴキゴキと音がするので分解してみました
まずはステアリングシャフト&ギヤボックスを車体から外すため、左フェンダ、EXマニホールドを外します。
ステアリングホイールをプーラーで外し、運転席シートも外します。ドラッグリンクとピットマンアームを外し、
あとはシャフトやギヤボックスを留めているボルトを外して抜き取ります。外す部品が多く結構時間がかかります。
このようにパーツリストと整備解説書を準備しておきます。これさえあればなんとかなります!!
プーラーでピットマンアームを外そうとしましたが・・・固くてプーラーを壊しました!!
頼んで外してもらい完全に分解してみました。特に痛んでいる部品は見あたりません。
セクタシャフトのオイルシールとギヤボックスのパッキンは新品が出ました。
上の写真がセクタシャフトです。交換できるように輸入したものを用意しておいたのですが、交換不要でした。
特に問題がなさそうなので組み上げてきます。ステアリングギヤボックスの構造がよくわかります。
厚さの違うシムを数枚組み合わせることにより、ベアリングの遊びを調整します。シール剤を塗るのを忘れるとオイル漏れが・・・
結局、音の原因は右上の写真のアッパーベアリングのガタでした。音はギヤボックスの方から出ているように感じたのですが・・・
この部品は新品が出ないので、程度の良い中古品に交換しました。ピットマンアームも新品が入手できたので交換して完了です。
これをきっかけに大がかりな作業に発展することに・・・